緊急‼ 漢(おとこ)祭り

この冬、妻が流行り病(インフルエンザB型)に倒れた。息子に感染しては大変と即別室へと隔離した。

 

その間、息子は日中、学校へ行き(妻が送迎だけはフラフラながらがんばってくれた)授業を受け、帰宅後は訪問看護師、ヘルパーにケアしてもらう。

 

そして、夕方からはオヤジとともに過ごすことになる。私もひと通りのケアはできるので、これまでも妻の外出や宿泊時(法事などで単身実家へ行くこともある)も漢(おとこ)2人で、漢(おとこ)祭りと称して過ごしていた。

 

なので、大して不安感はなかった。しかし、こんな時に限ってゴロゴロさん(4/16「習うより慣れろ」参照)が頻回に登場する。何度か撃退したものの、どうも気道内圧異常のアラームが治まらない。これはカニューレの詰まりが疑われる。こうなればカニューレ交換するしかないのだが、一瞬のうちの手順が多く(4/9「退院準備…見るとやるとは大違い」参照)なにより息子の安全面を考慮し、通常は両親2人がかりで交換する。

 

しかし今回の場合、インフル罹患妻と二人で交換すると多重感染の恐れもあり、耳鼻科医が1人で交換する様子をこれまで何度も見ていたので、1人での交換を決意する。

気分は手塚マンガのブラック・ジャック(大げさだが自分を鼓舞するため)、いま一度、手順を確認、準備を整える。

 

いざ、交換。

 

オヤジの緊張感を感じとったのか、目を大きく見開いてはいたが息子の協力もあり(まさに阿吽の呼吸である)、何とかやりきることができた。事なきを得てホッとした。

 

今回はかなりハードな漢(おとこ)祭りだった。もうインフルならんでや、母ちゃん、という気持ちと、これでもういつなってくれても大丈夫だよ、という気持ちが複雑に絡み合う父子の心境であった。